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プロフェッショナルな本音ブログ

ツール選定を間違える!?①

2013年11月26日

今回は、「SFA・CRMツールの選定」に焦点を当てたいと思います。

 

皆さんは、SFA・CRMというツールが、

いつ誕生し、どういう歴史を歩んできたか、をご存知でしょうか?

 

その歴史はそれほど古くなく、

1990年代に米国で誕生し、瞬く間に世界中に広まったといわれています。

 

誕生した頃のSFA・CRMは、非常に高額なツールであり、

とても中小企業が導入できるような代物ではありませんでした。

※最初に日本に輸入されたSFA・CRMは10億円以上の値がついたと言われています。

 

1995年にWindows95が登場し、

パソコンやインターネットの普及が世界中で劇的に進みました。

「IT革命」という言葉が、流行語大賞を取ったのは2000年のことでしたね。

 

ちなみにこの年の

もう一つの流行語大賞は、慎吾ママの「おっはー」、

特別賞は、ヤワラちゃんの「最高で金、最低でも金」でした。

 

 

SFA・CRMは、その本質を理解すれば、

大企業だけでなく、中小企業にとっても有用なものである

ということは容易に理解できます。

 

そのため、

多くのITベンチャーが、安価に提供できる「パッケージソフト」の開発に乗り出しました。

 

安価なSFA・CRMのパッケージソフトが多々生み出された結果、

大企業だけでなく、中小企業でもその利用が拡大しました。

 

2000年代前半には日本国内でもSFA・CRMブームが到来し、

先進的な考え方を持つ企業は競って導入に着手しました。

 

その後、

セールスフォース・ドットコム社を筆頭に

時代は「クラウドコンピューティング」へと進んでいきます。

 

 

すでにSFA・CRMは、誕生から20年以上が経過しています。

そして、20年もの間、ツール提供事業者は不断の努力を続けてきました。

 

その結果、SFA・CRMは、

企業経営にとって欠かすことのできないツール

へと進化してきたのです。

 

 

 

これは、いつも言っていることですし、私の信念でもあるのですが、

企業にとってSFA・CRMは「インフラ」ともいえる必須のツールです。

 

 

「SFA・CRMを導入しても売上は上がらない」

という意見を耳にすることもありますが、私に言わせれば、

「全くもって本質を理解していない無責任な意見」にしか聞こえません。

 

 

確かに、

SFA・CRMを導入した結果、売上が上がらなかった企業は多々存在します。

 

 

しかし、よく考えてみてください。

 

売上が上がらなかった原因は、

導入したSFA・CRMという「道具側」にあったのでしょうか?

 

それとも、

活用することができなかった「人間側」にあったのでしょうか?

 

 

SFA・CRMという「道具」は、確実に進化しています。

20年前の代物と比べれば、何もかも格段にレベルアップしています。

 

SFA・CRMの導入は、ITプロジェクトではありません。

SFA・CRMの導入は、マネジメントの変革プロジェクトです。

マネジメントの変革プロジェクトとは、「人間側」のプロジェクトです。

 

 

さて、話を元に戻します。

 

 

今回はツールの選定に焦点を当てているので、

ここからはツール選定時のドタバタ劇を述べていきたいと思います。

 

 

【ツール選定ドタバタ劇】

 

あなたは社長の命令で、SFA・CRMの導入を検討することになりました。

もちろん初めての経験です。

 

さっそくインターネットで「SFA」「CRM」と検索してみました。

やはり、数えきれないくらいのWebサイトがヒットしました。

検索結果画面の上段に来るのは、ツールを提供している企業のサイトです。

 

あなたは、様々なサイトからSFA・CRMに関する情報を収集しました。

しかし、サイトを見ていてもよく分かりません・・・。

そこで、数社選定の上、資料請求の申し込みをしてみました。

 

 

すると、申し込みをした直後から、ジャンジャン電話が鳴り始めました。

 

 

「この度は、弊社のSFA・CRMに関心をお持ちいただき誠にありがとうございます。つきましては・・・・」

 

各社から面談打診の電話です。

 

 

あなたは、3つのツールに絞り、営業担当者の話を聞くことにしました。

 

 

各社のプレゼンテーションが始まりました。

顧客管理機能、案件管理機能など、「機能」という側面だけを見ると、

それほど大きな差は無いように見えました。

 

各社は、

プレゼンテーションを一通り終えた後、最後に次のようにアピールしてきました。

 

 

■A社

弊社のSFA・CRMは、「高い柔軟性と拡張性」を備えています。段階的に活用範囲を広げていくと共に御社の戦略やビジネス上の重要課題に合わせて柔軟にシステム設定を変更しながら活用されることをお勧めします。

 

 

■B社

弊社のSFA・CRMは、「非常に安価」です。今回、初めてSFA・CRMを導入されるので、リスクヘッジの意味合いも含めて、まずはコストを抑えて最低限の機能だけを利用する形で始められることをお勧めします。

 

 

■C社

弊社のSFA・CRMは、「あらゆる営業ノウハウ」が組み込まれています。営業コンサルティングの要素を機能として組み込んであるので、標準機能をそのままご利用いただくことをお勧めします。

 

 

 

 

さて、ここで質問です。

あなたはどの会社のツールを社長に推薦しますか?

 

A社ですか?

B社ですか?

C社ですか?

 

 

 

 

悩みますよね?

そりゃ、悩みますよ。

 

 

ツール選定って、とても大事ですもの。

 

 

悩んだあなたは、MCネクストに相談することにしました。

私は、あなたにこうアドバイスします。

 

・・・・・続きは、12月3日(火)に開催するセミナーにてご説明しますね。

セミナーの詳細はホームページをご覧ください。

参加される方はお楽しみに!

 

 

 

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