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プロフェッショナルな本音ブログ

SFA・CRM コンサルティングの現場から③

2014年07月08日

梅雨明け宣言はまだですが、今日は暑いですね。

すぐそこまで「うだるような暑い夏」が近づいていると思うと気が滅入りそうですが、気合で乗り越えて行きたいと思います。

 

 

先週の「SFA・CRM コンサルティングの現場から」では、『なぜSFA・CRMの導入・活用にコンサルタントが必要か?』について説明した上で、弊社にコンサルティングを依頼してくる企業の共通点を述べました。

 

 

<弊社にコンサルティングを依頼してくる企業の共通点>

・SFA・CRMの経験者が社内にいないので、専門家の助言が欲しい

・社内の組織パワーに問題があるため、外部の力を使ってプロジェクトを推進したい

・企業文化の抜本的な改革が必要な状況であり、内部主導型では難しい

・社内にSFA・CRMを活用したマネジメントのスキルを教育できる人員がいない

 

 

今週はこの共通点について掘り下げていきたいと思います。

 

最初は、

「SFA・CRMの経験者が社内にいないので、専門家の助言が欲しい」

です。

 

 

この観点でコンサルタントの必要性を認識されている企業の場合、

大前提として、『SFA・CRMの導入は甘いものではない』

ということが分かっていらっしゃるケースがほとんどです。

 

つまり、

「何が分からないかも分からない」ということが分かっている

ということなんです。

 

 

ところで・・・、

その逆の場合はどうなるか。

 

 

「なんとかなるだろう」と考えてしまうのです。

 

そう考えてしまうと・・・、

そもそも何を決めなければならないのかもあやふやだし、

何かを決めるにしてもどう判断し、どう決めるべきなのかも分からないし

プロジェクト全体を進める上で、何に留意しなければならないのかも分からないけど、

システム設定をしてくれるSI屋さんもいることだし、

 「なんとかなるだろう」

 という結論に至ってしまうんですよね。

 

 

「マニュアルを配って、操作方法を説明すれば十分」

などという甘い認識でいると、「せっかく導入したけど誰も活用していない」という結果を招く可能性が間違いなく高まりますよ。

 

 

ここで・・・、

なぜ「可能性が高まる」と表現しているのかお分かりでしょうか?

 

 

それは・・・、

「マニュアル配って、操作方法を説明すれば十分」な企業も存在するからです。

 

 

その企業は・・・、

SFA・CRMツールが有る・無いに関わらず、営業のPDCAサイクル、営業マネジメントが完璧に機能している企業

を意味します。

 

 

つまり、PDCAの運用やマネジメントは完璧なのだが、ITシステム面にのみ課題があり、ここを解決すれば問題解決が実現する、という企業であれば、「マニュアル配って、操作方法を説明すれば十分」と考えても良いと思います。

 

 

そうではない企業の場合・・・、

すなわち、戦略の実行、営業のPDCAサイクル、営業マネジメントなどに課題を抱えている企業の場合、大切なのはSFA・CRMのマニュアルでもなければ、操作方法でもありません。

 

 

戦略の実行、営業のPDCAサイクル、営業マネジメント、に関するルールの定義とその真意の理解、運用を通じた行動・意識の改革が何よりも重要といえます。

 

 

この本質が分かっている企業であれば、自然にわいてくるはずです。

 

「SFA・CRMの経験者が社内にいないので、専門家の助言が欲しい」

という感情が。

 

 

 

ユニクロの柳井さんの言葉です。

「『経営はまず結論ありき』で、最終的に何を求めて経営していくかを決め、そこから逆算して、結論に至る方法を考えられる限り考え、いいと思う順からまず実行する。そして、実行の足跡と結論を常に比較し、修正していく。」

 

 

 

柳井さんの仰る「結論」に至る方法の一つの要素に「SFA・CRMの活用」があり、実行の足跡と結論を常に比較するのにも「SFA・CRMの活用」が必要である、ということです。

 

 

 

SFA・CRMの活用は、企業経営の根幹となる一つの重要な要素、であるからこそコンサルタントが必要だと私は考えています。

 

 

 

まだまだSFA・CRMの導入に関する認識は甘く、

「自分たちだけでなんとかなるだろう」という甘い妄想を抱いている企業に多々お目にかかります。

 

そして案の定、

「導入したけど活用できていません」という企業にも多々お目にかかります。

 

 

 

SFA・CRMは企業経営の根幹となるインフラといっても過言ではありません。

導入すべきかどうかで悩むのはナンセンスであり、導入するのが当然です。

だからこそ、1社でも多くの企業にSFA・CRMを最大限に活用していただきたい、と本気で考えています。

 

 

支援を依頼するコンサル会社は弊社でなくても構いません(もちろん弊社が1番お勧めです!)。

 

 

まずは、

「コンサルタントの必要性」をしっかりと認識していただければ幸いです。

 

 

 

そうそう。

決して営業目的のブログではありませんので誤解しないでくださいね(笑)

 

 

 

 

 

 

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