前回のブログにて、

「日々のマネジメントサイクルがほぼ完璧な企業」について７つの判断基準を説明しました。

そして、この７つの判断基準を「人間」に関することと、「情報」に関することに分類し、SFA・CRMの導入が100％成功する企業とは、以下のような状態の企業であると述べました。

・「人間」に関する部分は申し分ないレベルに達している

・「情報」に関する部分に問題を抱えている

今週も同じテーマで深堀りしたいと思います。

冒頭にハッキリと申し上げておきます。

これまで数えきれないほど企業の「営業マネジメントの実態」を見てきましたが、「人間に関する部分は申し分ないレベルに達している企業」なんて、

ほとんど出会ったことはありません。

驚くほど多くの企業が、

「人間」に関する部分に問題を抱えています。

そして、驚くほど多くの企業が、

「人間」に関する部分の問題を軽視した結果、

SFA・CRMの導入に失敗しています。

これは非常に残念なことです・・・。

問題の本質がどこにあるのかを正しく判断することができれば、

SFA・CRMの導入に失敗などするはずがありません。

多くの企業が、この「問題の本質」を見誤り、妄想を抱いてしまうのです。

どういうことかお分かりでしょうか？

一言でいうと、

「情報に関する部分の問題が解決すれば、人間に関する部分の問題も自動的に解決するのでは！？」

という妄想を抱いてしまうのです。

もう一度、言います。

これは、妄想です！

「人間」に関する問題の解決と、「情報」に関する問題の解決を

タマゴが先か？　ニワトリが先か？　と同じにしてはいけません。

SFA・CRMの導入に関して言えば、

「人間」に関する問題解決への着手が100％先です。

なぜだか分かりますか・・・？ 

それは「人間」に関する部分の問題解決にはどうしても時間がかかるからです。

長くなりそうなので詳細は次回のブログに譲りたいと思います。