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レジェンドな経営者と反面教師の本音ブログ

実行されない戦略・方針とは!?②

2013年11月22日

前回は、

年や期の節目に高いコストと時間をかけて開催される「経営方針発表」について、

多くの企業が「無駄に終わっている」という事実について述べました。

今週も引き続きこのテーマで掘り下げていきたいと思います。

 

 

経営方針発表会が無駄に終わってしまう原因については、

以下の2つに分類しました。

① 戦略・方針の示し方が悪い

② 戦略・方針のPDCAサイクルが機能していない

 

その上で、

①戦略・方針の示し方が悪い、

に焦点を当てて深掘りしました。

 

 

 

 

今週は、

② 戦略・方針のPDCAサイクルが機能していない

に焦点を当てて深掘りしていきたいと思います。

 

 

この原因を一言でいうと

「戦略・方針を示すだけで、後は現場任せになっている・・・・」

ということです。

 

 

方針や戦略は、示すことよりも、

実行すること、実行させることの方が、

何倍も重要ですし、何倍も難しいのです。

 

  

ごく稀に、

「実行しない現場が悪い」

と考える経営層、経営企画部の方がいらっしゃいますが、

 

その方々は、

「戦略・方針を示しただけで満足してしまう」

という共通点を持っています。

 

 

 

どれだけコストをかけようが、

どれだけ時間をかけようが、

どれだけ的を射た戦略・方針であろうが、

実行されなければ、ただの机上の空論です・・・。

 

 

 

 

実行されない戦略ほど「無意味」なものはありません・・・。

 

 

 

もし思い当たる方がおられたら、

とにかくマネジメントのPDCAサイクルをしっかりと設計されているか、

戦略・方針が社員の計画・実行にまで具体化されているかを確認してください。

 

ここでの設計と具体化を軽視すると、

間違いなくPDCAサイクルは機能しません・・・。

 

PDCAサイクルの設計と具体化は、

社員の行動に直結します。

 

そして、社員の行動が習慣化されれば、意識改革につながり、企業文化の変革にもつながります。

 

それぐらい、PDCAサイクルの仕組みって重要なんですよね。

 

 

あなたの会社は、戦略実行のPDCAサイクルがしっかりと回っていますか?

間違っても、戦略が実行されない責任を現場に押しつけたりしないでくださいね。

戦略実行に問題があるとしたら、

必ずPDCAサイクルのどこかに原因があるはずです。

 

 

お忘れなく・・・。

 

 

 

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